スクラッチ(Scratch)で作るタイピングゲーム作成~基礎編

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子ども向けのプログラミング言語 Scratch スクラッチでタイピングゲームっぽいのを作ってみました。

タイピング練習用のソフトを探すくらいなら、自分で作っちゃえ~みたいな感じで簡単なタイピング練習もできるゲーム作成。
子ども向けの学習教材、Scratch言語で作ってみました。😸

拡張性のある作り方にしてみましたので、マネしながら拡張して下さい。いろいな作り方がありますので、「一例」として、こんなこともできるんだな?っと考えて下さい。

準備

キャラクターとステージ(背景)を準備します。

「×」と「ハート」は、正解、不正解に出すマークとして使用します。

「×」は、小さいので、大きさを調整して下さい。

データをセットする

タイピングする問題は、リストデータを使用して作ります。
この値を変えるだけで、問題を変えることができますので、、まずは、1文字から、、、

おさるさんが、問題をだすような作りです。

スクラッチ(Scratch)で作るタイピングゲーム2
スクラッチ(Scratch)で作るタイピングゲーム2

A~Zまでとか、数字も含めて、、、重複した値をセットしてもOKです。

固定値として、あらかじめ登録しておくこともできますが、今回は、「旗」が押される毎に、値をセットしています。

問題を出す

スクラッチ(Scratch)で作るタイピングゲーム3
スクラッチ(Scratch)で作るタイピングゲーム3

問題を出題する部分を作ります。

使用するキャラクターに、しゃべらせて、問題を出しています。
最初のセリフを出しながら、問題を出します。
くりかえしの数が、出題数となります。

汎用的に、ランダムにセットする値は、「リストデータの長さ」を利用すると、問題を変える場合など、変更箇所が少なくなります。

ここまで、できたら、実際に動かして、動作を確認してみましょう。

正解か?判定をしてみよう

スクラッチ(Scratch)で作るタイピングゲーム4
スクラッチ(Scratch)で作るタイピングゲーム4

出題まで、できたので、回答(タイピング)をして、チェック部分を追加していきます。簡易的に、「聞いて待つ」と「答え」を使います。

正解、不正解の簡易的な表示を「メッセージ」を使って行っています。

※回答後、「Enter」キーを押さないと確定しない欠点がありますので、回避策は後述で紹介しています。

○×表示を追加してみよう

スクラッチ(Scratch)で作るタイピングゲーム5
スクラッチ(Scratch)で作るタイピングゲーム5

問題と回答が違っていると、「×」

正解すると、「ハート」を出すようにしてみました。

出すタイミングは、メッセージを受け取ったタイミングで出しています。

得点と終わりを追加

スクラッチ(Scratch)で作るタイピングゲーム6
スクラッチ(Scratch)で作るタイピングゲーム6

最後に、得点と終わりにメッセージを出すようにしてみましょう。

得点とか、タイマーを使うことで、ゲームっぽくなってきます。

よりタイピング練習っぽく改造するには?

1文字入力(タイピング)して、「Enterキー」を押すのが、、、

っと思われる方は、改造して、よりタイピング練習っぽくしてみましょう。

スクラッチ(Scratch)で作るタイピングゲーム7
スクラッチ(Scratch)で作るタイピングゲーム7

キーが押されたことを受け取り

後は、共通して使えるように、「ブロック」を使って作ります。

スクラッチ(Scratch)で作るタイピングゲーム8
スクラッチ(Scratch)で作るタイピングゲーム8

※他の方法もあります。

1文字だけではなく、2文字、3文字と、単語を使用する場合は、

入力された文字を順番に格納する「変数」を用意して、ためていく仕組みを作ると、よりタイピング練習っぽくなります。

まずは、基本的なベースを作り、そこから、どんどん改良、バージョンアップしていくと

どのような仕組みで作れば、より、汎用的になるか?

そんなことも考えながら、スキルアップしてみて下さい。

正解になった、不正解? 音を出すように改良すると楽しめるかも知れませんね

改良版は、こちらの記事にて

プログラミングスキルをアップするには?

スクラッチ(Scratch)で作るタイピングゲーム9
スクラッチ(Scratch)で作るタイピングゲーム9

いかに、簡単に作るか?

どのようにすれば、修正がより簡単にできるようになるか?

など、作った後に、見直してみるとよいでしょう。

マネして作る・・・

そこから、より簡単に?

を考えると、プログラミングスキルがアップしていくことでしょう。

ワンランク上のスキルとなります。

(^-^)

事例も多いので、参考書的な本⇒スクラッチプログラミング事例大全集

プログラミングで大切なコト!!

流れ(手順)を理解すること、マネするだけなら誰でも出来ますので、どのような手順で行っているかを考えて見て下さい。「論理的思考力」と言われることです。

流れが解れば、プログラミングのコツも解ってくることでしょう。

マネするだけでなく、改造もして見て下さいネ♪

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