プログラミング用語を使われると、全く解らないことも多いですが、ネットで調べるときなどに用いると、より探しやすくなりますので、用語にもなれておくべきかと考えます。
プログラミング用語
難しい言葉など必死で覚える必要もないかと思いますが、よく使う言葉だと、何回も出てくるの自然に覚えていきます。
どの説明を見ても、難しい言葉を使った説明が多いです。
この辺りで挫折する人も多いと感じています。
初期化
変数などに最初の値をセットすること
何が入っているかわからないので、最初にセットするのがよいとされている
変数
プログラム内で一時的に使用する入れ物のこと
データ型とセットです。
データ型
値の属性、Excelでも使用されているいる数値データとか文字列といった値の属性
基本的には、文字と数字は見た目は同じですが、中身は違っています。
データ型は、プログラミングを行う上で、一番気を使うとこです。
※VBAのような、データ型あで自動で判別するような言語も存在していますが、データ型は意識して使う方が、幅広い言語を扱えるようになります。
プレフィックス
日本語では、「接頭辞」と呼ばれます。使いませんネ。頭、先頭につける言葉です。
変数の先頭などにデータ型を表すように、付けます。
開発プロジェクト単位、会社などで、コーディング規約で決めておくとよいでしょう。
例えば、文字型だと、strWordとか、先頭のstrで、データ型が解りますよネ。
スコープ
変数のスコープといった表現で使用される。
変数の場合は、その変数が使える範囲となる。
ネスト
「入れ子」と呼ばれる
よく使われる例として、繰り返し処理の中に、if文を書き、その中にまた、if文を書くなどを繰り返すと、「ネストが深い」と言われる。
別モジュールにするなどして、解りやすい、見やすいプログラムにすることを心がけましょう。
関数・モジュール
与えられた文字や数値に対し、定められた処理を行って結果を返す機能のこと
※引数、戻り値など、Excelの関数も同じ
ファンクション、サブルーチンなどとも呼ばれます。
引数(ひきすう)
関数に受け渡す値、パラメータとも呼ばれる
戻り値
関数が返す値、結果を返す。
※返り値とも呼ばれる。
エラー処理・例外処理
コンピューターで起こるエラーに対する処理のこと。
プログラムがある処理を実行している途中で、 なんらかの異常が発生した場合に、 現在の処理を中断(中止)して、別の処理を行うこと
関数ならば、途中でも抜けて戻るとかの処理
デバッグ
プログラムの記述・処理の間違いを探し出して取り除いていくこと
机上デバッグとは、ソースファイルを見ながら確認していく
慣れないうちは、記述間違いがとにかく多い
「この問題を解決するスピード」に、驚かれます。
ログ出力
実行結果を残していく、あるいは、処理内容やエラーの内容をメモを取る代わりに、記憶させておく
目に見えないなら、ファイルに残しておくといった感覚
コーディング
仕様書(設計書)を元にしたりして、プログラミングしていくこと、コーディング規約といって、作り方のルールを設けるプロジェクトもある。大規模なプロジェクトも、小規模プロジェクト、会社によってルールが決まっている。
好き勝手にプログラミングされると、誰でもが見えなくなるので、ルールを決めている。プログラミングとコーデイングを同じ扱いとして、とらわれがちですが、モノ作り全体が、プログラミングであり、実際に、プログラミング言語で記述していくことをコーディングと呼ばれています。
人手不足?だとか、云われていますが、、、
今の現状、開発工程でのことであり、コーディング作業までを含めたお話であり
開発工程も、Python言語などのように、時短できる言語が出てくると、違ってくることでしょう。
クラス
学校のクラスとは違います。
関数とかモジュールの一段階上の概念的なもの
プロパティ(値・属性・フィールド)とメソッド(処理)を持ったオブジェクト
インスタンスで生成(使えるように)する
Java言語は、このクラスで作られている。この内容を読んで理解しよとしてもなかなかできず、挫折する人が多いです。
クラスといったまとまりで、作っていく物だと思えばよいかと思います。
簡単に一言で言い表せられませんが、Java言語のStringクラスのように、詳しく知らなくても使っているという感じです。
インスタンス
「クラス」といった物を、プログラムで使えるようにすること
くらいに覚えておくとよいかも・・・New することです。
難しい言葉は、知らなくても、使っているかと思います。
「クラス」とかのオブジェクト型は、Newして使うです。
UI(User Interface)
ユーザ(使う人)とデジタル機器の間でうまくコミュニケーションが取れるように、作られる画面などGraphical User Interfaceとは、アプリケーション画面のこと
昔は、文字ばかりのアプリケーションが多かったけど、Windowsの画面など、アイコンやボタンなど画像を使ってわかりやすく、していること
UX(User Experience)
ユーザ(使う人)が実際に使った時に得られるであろう経験や満足感のことで、UIを実際に使ってみて、どう感じたか?
アプリケーション開発では、重要となる部分ですが、ここまで考えて作られているアプリケーションは少ないです。
プログラミングの勉強は、とにかく、マネして作ってみること、そして、手順を理解していくことからはじめましょう
SQL構文
MS AccessやSQL Server・OracleといったDBを操作する時の構文
数は少ないしルールも複雑ではないので、覚えやすいかと思います。
社内データの参照、MS Accessを使っての処理など
主な構文です。結合表の問い合わせなど、複雑なこともできますが、まずは基本から
・Create Table/Drop Table
表(データを保存しておく)を生成、削除
<例> Create Table (表名)
・Select文
表のデータを参照する
<例>SELECT (項目名) FROM (表名) WHERE (条件式) ORDER BY 項目名
※複数の表の結合や、絞り込んだ表を使用するなど、さまざまなケースがあります。
慣れてくると、処理スピードも考慮して作っていきます。
・Insert文
表にデータを追加する
<例>INSERT INTO 表名(項目名1,項目名2・・・)VALUES (値1,値2・・・)
・Update文
表のデータを更新する
<例>UPDATE (表名) SET 項目名1=値1,項目名2=値2・・・WHERE (条件式)
・Delete文
表のデータを更新する
<例>DELETE FROM (表名) WHERE (条件式)
※黒猫 SQL Studio、CSE、A5:SQL Mk-2などのフリーソフトで実行できる。
DataBaseによっては、コマンドプロンプト上で実行可能だが、取得したデータの参照や使用する場合
コピペしてExcelなどに張り付けられるので、CSV出力できるツールの方が使い勝手がよい。
・INNER JOINとLEFT JOINの違い
表(テーブル)を結合する時に、どのようにして結合するか?
両方の表(テーブル)に存在するレコードのみを対象とするのが、INNER JOIN
一方の表(テーブル)のレコードを元(すべて対象)に、結合していくのがLEFT JOIN
実際に試してみるのが一番早いです。
少ないレコード件数で試してみるとわかりやすいです。
※SQL文も、プログラミングと同じで、いろんな説明を見て、理解していくのもいいですが、
実際に試してみるのが、一番わかりやすいです。
これだけでは、まだまた不足しますが、最低限これだけは、、、といった内容にしてみました。
たまぁ~~に見直さないと、忘れますので・・・